工場を稼働したまま工事ができる!
既存屋根をそのまま活用するカバー工法
「ゼロディールーフ」は、既存スレートに一切穴を開けずに取り付けが可能な「無塵カバー工法」です。
既存屋根の固定ボルト(※)に取付金具を設置し、金属タルキを敷き、その上に新しいガルバリウム鋼板の屋根(ゼロディールーフ)を設置します。
無塵工法なので工場内の養生は必要なく、短い工期でリフォームできます。もちろんその間、工場をストップする必要はありません。
※固定ボトルがない場合でも取付可能な工法があります。
既存屋根に穴をあけない「無塵」カバー工法
- 屋根に穴をあけないからゴミが落ちない!
- 既存屋根にかぶせるから短納期!
- 工場内部に影響がなし!工事中も工場稼働可!
- アスベストや産業廃棄物もゼロ!
- 屋根の二重構造化で断熱性能アップ!
- 20~40年葺替え不要!
既存屋根が古くても大丈夫!
既存屋根が数十年経っているが、その上に新しい屋根をのせて大丈夫か?という心配があると思いますが、まったく大丈夫です。
その理由の一つは、屋根材のカバールーフが軽いこと。強度があるのに1㎡あたりわずかペットボトル2本分の重さです。そして、もう一つの理由は、部品を取り付ける既存金具が数十年たっていても強度の劣化が少ないことです。
ZeroD-Roofの自然換気による空調改善&光熱費削減!
老朽化した屋根リフォームが光熱費削減に!
ゼロディールーフの断熱効果に関しては、豊橋技術科学大学(建設工学博士)本間宏教授が建築学会で発表した「二重屋根中空層の自然換気による日射熱排除効果の数値分析」の論文や実際にゼロディールーフを施工した某大手化学メーカーN社豊橋工場での実測実験で実証されています。
ゼロディールーフの施工時にできる既存屋根と新規屋根との空気層内で上昇気流が発生し、自然換気の現象を引き起こします。そして施設内部に断熱効果をもたらすというものです。その他に施工実績のある施設での現場作業員や経営者の方にお聞きすると、夏も快適に作業ができるようになったなどの作業環境の改善や、断熱による電気料金の節約に至ったなどの報告を受けています。
老朽化した工場施設の屋根を見栄えや強度を改善するとともに、消費エネルギーの低減や室内環境の改善についても効果があると考えられます。
正面から見た場合の二重構造。隙間が見てわかる。
(既存屋根+金属タルキ+新屋根)
横から見た場合の二重構造のイメージ図。
図のように空気が抜けるため断熱ができる。
実例:温度変化と電力料金節約シュミレーション
N社豊橋工場 【床面積:160㎡、軒高さ:4,670mm】-本間教授による実測値(実施日:2002年8月10日~12日)
屋根上面温度 | 屋根裏面温度 | 室温 | 黒球温度※ | 床表面温度 | |
ストレート単層屋根 | 54.0℃ | 56.2℃ | 38.2℃ | 41.2℃ | 35.9℃ |
ZeroD-Roof | 55.6℃ | 37.8℃ | 32.3℃ | 32.3℃ | 30.4℃ |
※黒球温度とは、作業者が実際に感じる体感温度に近い実測値です。
屋根上面は、ガルバイウム鋼板のためZeroD-Roofの方が高い温度になりましたが、屋根裏、室温等はすべてスレート単層屋根よりもZeroD-Roofの方が大幅に温度が低くなり、大きな断熱効果があることがわかります。
屋根替えで電気代が約38%も削減!
N社豊橋工場 【床面積:160㎡、軒高さ:4,670mm、設定温度:28度、換気回数:10回/h】
冷房負荷 | 電力消費量(一夏) | 冷房電気料金(一夏) | 冷房電気料金(㎡/一夏) | |
スレート単層屋根 | 49.7kw | 86MWh | 856千円 | 5,366円 |
ZeroD-Roof | 31.1kw | 54MWh | 536千円 | 3,358円 |
「遮熱材」との同時利用でさらなる光熱費削減も!
屋根替えを検討されている方、まずはご相談ください!
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